新参者だけど、それぞれが魅力的「新顔野菜」
種類別でみる新顔野菜
ここ数年、スーパーに行くと見たことない野菜がしばしば見られます。
俗にいう「新顔野菜」と呼ばれるものですね。
品種改良、交配技術の向上により、従来の野菜が持つ本来の栄養素を強化する他、複数の野菜を掛け合わせて、両方の栄養素のいいとこ取りが出来るというメリットがあります。
「新種系」
アイスプラントはプチプチとした食感とほんのり塩味が特徴の野菜です。葉のや茎が水晶の様な粒に覆われており、見た目にも大変美しく、彩も華やかになります。
野菜自体に塩味がついているため、サラダの場合、ドレッシング等の塩分を控えるのにもいいかもしれません。
形状が少し似ているものが「食べれるサボテン」と呼ばれているグラパラリーフです。こちらは少し酸味があり、青りんごの味に近いかもしれません。
「ミニチュア系」
ミニトマトは有名ですが、その他の野菜でもミニチュア野菜は存在します。
玉ねぎはペコロス。キャベツは芽キャベツ、人参はベビーキャロット。とりあえず見た目が可愛いです!!
最近ではパプリカのミニチュア、セニョリータの様な新種の他にも、カボチャやカリフラワーなど従来の野菜自体をミニチュア化したものもよく目にします。
「味覚系」
わさび菜やエゴマ(荏胡麻)の様に、味が新種のものも面白いです。
見た目と味のギャップが楽しめますし、薬味としても活用できます。
「見た目インパクト系」
四角豆、ロマネスコといった見た目にインパクトがある野菜は盛り付けが華やかになりますし、それ単体でも存在感は抜群です。またスプラウトは貝割れの後継者として、栄養価と共に非常に通目の野菜です。
アーリーレッドやトレビツの様に色合い豊かな野菜として、スイスチャードやゼブラナスなども食卓を彩ります。
オレンジチェリー(食用ほおずき)も外せないですね!
「配合系」
ブロッコリー×ケールのアレッタ。ブロッコリー×カイランのスティックセニョール。先に紹介したロマネスコはブロッコリー×カリフラワー。
このように、従来の野菜同士の掛け合わせによって、新たな野菜が生まれる事も多々あります。この事を考えると野菜の種類は無限大にありそうですね。
ここに紹介した他にも新顔野菜はまだまだありますし、日々新たな野菜が開発されています。
只々ヘルシーで、健康的でという事だけでなく、遊び心や好奇心を持って野菜を選んでみてもよいと思います。
少し見方を変えれば、スーパーや八百屋は、新製品とブランド品が並ぶ家電量販店みたいだと思いませんか。