お客様が求めるものとは

行きたい回転ずしチェーンは何で決める？

お金が気にならなければ関西なら長次郎、関東ならすしざんまい、地方ならがってん寿司、銚子丸といったところか。
半額以下で納めたいなら100円寿司のくら寿司、はま寿司、スシロー、魚べい、かっぱ寿司といった処だろう。

では、「安い」を売りにした上記５店で比べてみよう。
くら寿司は無添加を売りにしており、すしネタにホコリが付かないようにカバーがあり、注文したら特急で運ばれ、皿５枚を返却するとガチャポンくじが楽しめる。
流れている古い皿も時間がたつと自動的に廃棄されるなど社長が考えた特許尽くしだ。

それに対してはま寿司は大手飲食チェーンを展開する会社が営業している為、店舗数については業界トップだが、システムは昭和のもので、くら寿司より３０年は遅れている。
システムが古いので品切れなどの在庫管理や在庫表示がズレている。

スシローは回転ずし業界のマクドナルドと言ってもいいだろうか？
ウニやカニなどお得なシーズンメニューの開発を頑張っており、テレビＣＭの影響は大きく実際の商品も期待通りだ。

お米がおいしい魚べいや関東の定番かっぱ寿司にいたってはシステムはくら寿司に遅れはとっているものの改装イメチェンをするなどかっぱ寿司の勢いも衰えない。

くら寿司、はま寿司、スシロー、魚べい、かっぱ寿司で人気投票をすると、まず知名度で「魚べい」が消える。
ダントツで「くら寿司」の人気が高い。
ビッくらポン！最強のようです。
無添加で安心との声もある。

しかし関西のスシローや関東のかっぱ寿司人気も決して少なくはない。
唯一言えるのは店舗数全国一位のはま寿司の名前が全く出ない。 

回転ずしチェーン店から見える客商売で大切なこととは？

回転ずしでお客さんが求めるのは、「安全・安心」「新鮮」「美味しい」「楽しい」「早い」「安い」である。
くら寿司は「安心・安全」を感じてもらう為に「無添加」を強調している。
また、「新鮮」はいわゆるカペカペに乾いた時間がたった寿司を回さない為の自動廃棄システムやカバー（鮮度くん）。
ビッくらポン！による「楽しい」の提供。
明らかにくら寿司なのだ。
かっぱ寿司もくら寿司もパネル注文で回転レーンの上のレーンで新幹線で運ばれてくる。「早い」の提供だ。

それに対し、スシローやはま寿司は旧システムのアラームで回転レーンを回ってきます。「遅い」だ。
常にお客様の気持ちをいろいろな視点から考えているのがくら寿司で、「美味しい」メニュー開発の努力はスシローやかっぱ寿司が頑張っているようだが、回らないお寿司として「早い」の開発をしている魚べいについては広報がいまいちで残念だ。はま寿司においてはお客の事を大して考えてないような気がする。

風俗のホームページで風俗店が求めるのは何だろう？
サーバーの状況は？デザインは？機能は？管理画面は？サポートは？早い？安い？
お客様が求めることを常に考えるだけではなく、お客様に耳を傾けるなどし常に開発し続けなければ、くら寿司のような人気店にはなれないのだと思います。