風俗と行動経済学
行動経済学
今まで経済学では「人間は、ある理想的な行動を取るものである」という前提で「人間は損をするような購買行動は取らない」または「無駄な物を買わない」という理論でした。でも、日本人にはこの理論は違和感を感じますよね？みなさんは衝動買いや「なんでこんな物をかったのか？」なんてこともよくあることでしょう。
その後、経済学のこの理論が間違っていると考え、経済学に批判的な研究として行動経済学が生まれました。行動経済学は1990年から急速に発展し、現在ではアメリカをはじめ身近な生活でのマーケティングに広がっているそうです。
中でも興味深いのは「極端回避性」です。
松竹梅のメニューがあれば大半は竹を選んでしまうという考えです。
例えばデリヘルで
- Aコース 10000円
- Bコース 15000円
だと安いAコースを選びがちだが、
- Aコース 10000円
- Bコース 15000円
- Cコース 20000円
だとBコースを選んでしまう心理です、真ん中心理ですね。
ポテトも大半はＭサイズ頼みますよね。Sサイズでは物足りないのではないか？お得じゃないのではないか？Lサイズまではどうだろう？と考え、無難に真ん中のMサイズを頼むのでしょうか。
つまりは、デリヘル店でも顧客の単価を上げる為に料金コースは３つ以上の選択が出来た方がいいようですね。
まるごとホームページも３コース！？
行動経済学や松竹梅の心理は知りませんでしたが、風俗店やメンズエステやマッサージ店が利用するまるごとホームページも３コース御座います。
確かに真ん中のスタンダードパッケージプランをご利用のお客様が多い気がしますが、真ん中心理というよりは、ホームページの利用以外にオプションの複数の情報サイト優遇掲載のサービスがプラス１万円で付けられるお得感から選ばれているのではと思うのですが、松竹梅の竹の心理が働いているのかは信じるか信じないかは貴方次第です（笑）
