ファッション通販ZOZOTOWN
頻繁に注目されるZOZO
ファッション通販ZOZOTOWNが不況のアパレル業界で高成長しています。本来アパレル製品は試着しないと買いにくいので通販が難しいはずですが、昔からニッセンのようなアパレルを扱う通販はインターネットが普及する前から存在してました。
では何がZOZOの急成長の理由なのでしょうか？
理由の一つとして考えられるのは人気ブランドを多数取り揃えている点でしょう。買うとか買わないとかではなく、若者がスマホで新作ブランドを見れる事が、ニッセンや楽天などと大きな違いだったのだろうと思います。
全てのブランドの商品を１サイトで見れるなら各ブランドのホームページに行く必要ないですよね？大勢の若者が見るサイトになれば、当然メーカーも無視できません。必然と日本一のブランド数を抱えるショップとなる訳です。
また、店舗型と言えばユニクロがあります。ユニクロの強さは独自の商品開発にあります。ユニクロのHEATTECHに対抗？なのかZOZOもZOZOHEATなど商品開発をしています。
さらに楽天やソフトバンクが球団を買って日本で宣伝するように、世界的宣伝を目指し、宇宙旅行やツイッターでの合計１億円プレゼントなど、間接的な宣伝も実行してます。初競りでマグロに１億円の値を付ける、すしざんまい宣伝法とも言えますね。
楽天やソフトバンク（ヤフー）は通販よりも金融を目指し、クレジットカード、携帯電話、ネットバンク、保険などもっと大きなところを目標にしているのでZOZOを気にもしてないかもしれないのですが、ZOZOの躍進はものすごく、ツイッターで100万円貰う為にリツイートした女の子がZOZOで衝動買いしてしまったというお話もありました。
これからの商売は、情報をどう操作していけるかが大切なのかもしれないですね。
メルカリ
メルカリはフリマアプリです。ヤフーオークションや楽天オークションなど競合を差し置きアプリ業界で首位となった理由は身分証明無しで出品が出来、年齢制限も実質なく、悪徳業者や未成年者（ブルセラ）なども参加するので物流金融の無法地帯となって、違法出品者で首位となったとも言えます。
ゴミまで需要があり売買されているらしいです。
もちろんそれだけではなく、他社よりも細かい需要に応えているのもあります。
年間1000億円以上の流通があり、手数料10%なので・・・。
YAMADA電機の売り上げ３兆円もすごいけれど、店舗や倉庫の維持費や光熱費や仕入れなどあるので、やっぱりインターネットの商売はすごい！
そして、メルカリのすごさはオークションと違い期限が無いので即売り切れです！ヤフーオークションで仕入れて販売して、月30万円を稼いでいた主婦も、これからはメルカリでもっとすごい商売展開をしていきそうですね。
ロコンド
ZOZOと同じ受託販売なので、ZOZOを抜いてしまうかもしれません。「靴を買うならロコンド」のデヴィ婦人のCMは記憶に残りますよね？現在までロコンドに全く興味が無かった人も、この記事を見て今日ロコンドで靴を買ってしまうかもしれません。いつでもどこでも商品が見れて買えるのはいいですね。
ECサイトから次の世代へ
昔からカタログ通販があり、ネット通販が始まり、ECサイトで商品が買えるようになりました。数多いECサイトがある中でECサイトと少し違うコンセプトのネット販売サイトが生まれました。インターネットがパソコンから携帯電話に代わり、いつでも見れるようになりました。ホームぺージからアプリに代わり、使い勝手もよくなりカードのポイントやクーポンが利用出来るようになりました。それが当たり前になっているのなら、各ECサイトも気合を入れないといけません。
アメブロの藤田社長がブログ業界で一番になる為に、芸能プロダクションに営業し多くのタレントにブログを書いてもらったようにファッション業界ならすべてのブランドに営業し、コスメ業界ならすべてのコスメ会社に営業し、健康商品ならすべての商品に営業をかけシステム構築を続けていくことこそが生き抜く唯一なのかもしれません。これからの商売で重要なのは営業と開発です。
販売システムの開発と商品の営業が大切なのだと再認識しました。
