星座占い
西洋占星術と東洋占星術
西洋占星術は天体が地球に及ぼす効果を研究し予言を行おうとする占星術です。
起源はバビロニアで、古代ギリシャやローマ帝国時代の天文学者や占星術者の研究の結果で、十二宮、太陽や月の位置で占います。東洋占星術は西洋占星術のように○○はこれです!といったものではなく、暦を取り入れ、「何歳の時に何に気を付ける」「結婚は何歳の時」など人生についての予測をします。
ところで皆さんは勘違いをしていませんか?仏滅、友引、大安などは六曜星です。
鎌倉時代に中国大陸から日本に伝わったとされています。
六曜についてはまたの機会に。
仏教と占い
仏教では占いを禁止しています。キリスト教ではキリスト以外の世界の主宰を認めないので、占いを禁止し占い師や呪術師や医者の類を魔女として殺してきた歴史があります。仏教ではそのような狭量な理由ではなく、占いの目的が人の欲であることに問題視しました。
仏教では因果応報。
すべての結果には必ず原因があり、人は善行をすれは幸せな運命を生みだし、悪行をすれば不幸や災難を生み出し、自分がまいたタネは自らが刈り取らないといけない。自分の欲の為に占い依存したり、占いによりお金を稼ぐ行為を禁止しました。
ただし、違う使い方では仏教でも占いをしているようです。詳しくは最澄の弟子、慈覚大師円仁と比叡山で調べてみて下さい。
また、日本には神道もあります。おみくじや亀甲占いなど。その昔は天候を占ったりもしていたでしょう。
神道での占いは個人の欲というより民の祈りや個人の戒めのほうが大きいようです。当たるも八卦当たらぬも八卦とよく言いますが。
あぁ、十二星座、六曜、につづき八卦が出てきた・・・きりがないですね。
私が個人的に思うのは、宗教も占いも医学も天文学も物理学も何かと関わっているんだと思います。全てはこの宇宙に生まれたものなのだから!
地球と一緒に回転している私たちが、海や女性の体が月の引力に影響されているのに宇宙や太陽や月と切り離せる道理はないのではないでしょうか?
占いというのは、宇宙の銀河系の太陽系において、太陽、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、冥王星、海王星
- 太陽-地球の公転による季節
- 太陽-地球-月の自転による1日24時間
重力や引力や太陽エネルギーや磁場などあらゆるものに影響を受けている事象を人類が研究した結果なのかもしれません。暦を考えた昔の人は本当にすごいと思います。人類の暦、地球の暦、宇宙の暦。長い時の流れの中で私たちはその一瞬だけ生きているのです。