実は知らないセミの話
セミは長生き17年のほんと！成虫期間１週間の嘘！
皆さんはセミはやっと地上に出てきて１週間で死んでしまうかわいそうな虫と思っているでしょう。実は１週間は嘘でした！セミの成虫は１ヶ月ほどと言われています。中にはすぐに猫に捕まって音の出るオモチャにされているのをよく見かけますが・・・。
海外にはセミの一生が最長で17年の種類がおり、昆虫界最長の部類に入ると言われています。
そんなセミでも昆虫界世界第４位の寿命です。
１位はナスティテルメス・シロアリの女王蟻で100年以上だそうです。
人間より長生きな昆虫とは恐ろしいですよね。一体どうやって100年以上の寿命を調べたのでしょうか。
なんと日本のオオクワガタは寿命７年で日本１位だそうです。
カブトムシが130日なので、やはりクワガタ最強でしたね！
セミを調べると知らない情報がドンドン出てきました！
セミの進化論
昆虫はミミズやゴカイのようなウネウネするものから進化したと言われています。
やがてそれぞれの節に1対の肢を持つムカデやグソクムシの先祖が生まれました。
大王グソクムシは昔のままなのかもしれませんね。
4対8脚のクマムシのようなものから、体の前の方の節が融合して足はアゴや触角になり、節は一つの頭部となり、3対の節が融合して胸部となり、以下の節は融合され肢は全て失い腹部になったと言われております。
以前お話しした、世界最古の翅(はね)昆虫ムカシアミバネムシですが、翅を持つものが出始め最初は６枚の翅でしたが、２枚が無くなり現在の胸部に６脚２対翅の昆虫の形になったそうです。
セミの特徴
セミはトンボやカマキリのように他の虫をムシャムシャ食べることは無く、ストローでチュウチュウ吸います。
この種はカメムシ目と言われており、タガメ、アメンボ、セミ、アブラムシなどです。
セミやアワフキムシなどは植物から栄養を吸って育ちます。
カメムシ目の特徴はサナギにならないというところです。
子供のころ木の枝の泡の中を見てみたくて泡を取り除いたら小さな翅のないセミみたいのが出てきて驚いた覚えがあります。
翅の生えた小さなセミみたいのはその成虫だったのですね。
アブラムシも秋になると翅生えて飛びますし、セミの仲間っていっぱいなんですね。
